以前の記事
2020年 09月 2015年 01月 2014年 02月 2013年 03月 2012年 01月 2011年 11月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 02月 2005年 10月 2005年 08月 2005年 07月 お気に入りブログ
カテゴリ
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
『和尚はお金をどう考えていますか?』 先の旅で柏崎に滞在しているときに、東京新聞の吉田と名乗る記者から 『この不況とお金に対するお考えを取材させてもらえませんか?』とメールが入り 『俺、今旅先で7日には東京に戻るが、帰ったら諸々の雑用が待っているので、12日以後なら時間が取れるが』 『では13日の午後にでも、カメラマンと一緒にお邪魔してもよいですか』と言うことになり、13日にアパートへ記者が来た。 『何の取材やんね』と、俺 『前のバブル時、不動産業に身を置いておられた和尚が出家されて20年、現在お金に対してどのように考えておられるかをお聞きしたくて』 『この不況のさなか、過ってお金の渦の中に居られた人のお話を聞き、6月に特集を組もうと考え、いろんな人たちにお話を聞いて取材しているのです』 『何で俺のところへ来たのだ』 『ブログを検索して和尚のことを知って来ました。ちなみに先日は、ライブドアーのホリエモンさんにお話を伺いに行って来ました。ホリエモンさんは“俺は今でも金さえあれば何でもできる、と考えている”と仰っていました』 『俺は二回目の出家した時に、日本からタイへ持っていった金で作った、家も車も貯金も会社もすべての財を、俺がタイで設立した会社のタイ人役員に全て譲り、その財が増えようと減ろうと一切関知しない、という念書を弁護士に作成してもらい、サインして無一文になったとき、ホットしたと言うか、心から湧いてくる開放感を感じたよ』 『俺、貧乏人の家に生まれ、金のない情けなさを嫌というほど噛みしめて育ち“いつか金に不自由しない男になってやるぞ”と、いつも心の奥に金持ちになる野望を秘め生きてきて、億という金を握って“たいていのことは金さへ有れば叶う、金さえあればこの世に怖いものは無い”と胸を張って生きてきたが、いつも何かに追われているような気が抜けず、イライラして生きてきた。それが出家して全ての財と地位を捨てたとき、何とも言えぬ開放感を感じ“俺は本当に自由になれた!これからは金の束縛から解放され、本当の俺としての人生が始まるのだ!何ものにも束縛されず生きていけるのだ!”と』実感した。 『あの時からもうほぼ20年の年月が流れたが、俺は今、財と呼べるものは何も持っていないけど、善き人々に囲まれ毎日毎日を楽しく生きさせて頂いているよ』 『ブッタは“この世で生きていくには、お金は便利で必要なものだ、法にかなった方法で努力し適切な利益を得なさい。問題はその得た利益の使い方だ、得た利益を四等分し その四つに分けた、一つを日々の生活費として使い、金の入りと出のバランスがとれた生活を心がけなさい。 そして、四分の二を次の商売の元手に使い。 残った四分の一を、病気や不慮の事態に備え蓄えなさい。 そして余裕があれば、自分より恵まれない人や、道を求めてあゆむ修行者や宗教者に布施しなさい、と説いておられる』 『現在の不況の原因はいろいろあるだろうが、俺は派遣切りで職も住むところも失くした人々に同情はするが、派遣という契約で働くということは、契約期限が切れれば職を失う、ということは最初から覚悟の契約。そのときを意識していたら、月・月得る収入の何分の一かを貯蓄にまわして当然だろうし、会社の寮や社宅に住んでいれば“もしこの程度のアパートを借りれば幾らくらいの家賃が必要だろう”と考え、その家賃の何分の一かの金額でも"家賃を払っている ”と、考え苦しい中からでもその分貯蓄していたら、派遣切りされたその日から、住むところも・明日からの食費もないと慌てることなく、次への道を考える余裕ができるのでは』 『企業側も当然不慮の時に備え、内部留保としての金を蓄えるのは当り前だろうが、不況に巻き込まれとき、このときばかりと労働者を切るのではなく、こんな時こそ内部留保の金を切り崩すし、従業員一人一人の労働時間を減らし、例えば残業・夜勤を削り、一人でも多くの労働者・派遣社員の、職を保障するという努力が欠けているのでは』 『日本は聖徳太子の時代から、1300年以上もの間仏教的考え・道徳を軸に、生活の基本してきた世界に誇れる仏教国。今こそ企業人も労働者も仏教的考えを、今一度学び日々の生活に生かすべき時では・・・・』と俺の我見と偏見に満ち溢れたことを、べらべら喋っていて気がついたらもう5時、実に4時間もの時間が過ぎてしまった。 『おい、もう5時だぞ早く社へ戻れよ!会社怒っているぞ。ところで、もし記事にするとしたらいつ掲載するのだ』 『ハイ、来月の初旬に特別企画として掲載させてもらいます』と、記者は慌てて帰って行った。 ~ 生きとし生きるものが幸せでありますように ~ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 仏陀の想い。オモロイ坊主の「楽になる生き方3」 オモロイ坊主こと藤川 チンナワンソ 和尚のヴィパッサナー瞑想指導動画「楽になる生き方4~執着から離れるとは?~」好評発売中!&癒しの動画はこちらからどうぞ オモロイ坊主を囲む会の ホームページ www.omoroibouzu.com 人生問答が人気の、無料メルマガ! ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 5月23日(土) 『オモロイ坊主サロン@坊主バー』 恒例、『オモロイ坊主サロン』を 16:00から行います。 今回は、16時です! ご都合のつくお時間に三々五々お越しいただいて結構です。 ◆会費: @2,000円(ワンドリンク付き) ソフトドリンク、アルコール飲料いづれもOK。 ドリンク代を除いた分は藤川和尚に喜捨させていただきます。 追加は、各自実費でオーダーを! 極楽浄土、愛欲地獄等素敵なネーミングのオリジナルカクテルも オススメです。 ◆場所: 新宿荒木町の坊主バー http://mixi.jp/view_community.pl?id=697571 → 坊主バーのコミュニティもありますよ。 イケメンのマスター、スタッフに会いにきてみては・・・。 東京都新宿区荒木町6-42 AGビル2階 03-3353-1032 http://portal.nifty.com/koneta04/11/13/02/ 最寄り駅は丸の内線四谷三丁目、都営新宿線曙橋から徒歩5分程度。 http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtlmobile/13023089/ / 地図 エントリー、ご出欠はこのコミュに書き込んで下されば幸いです。 お問い合わせ、ご質問は、 ひろき@雅龍 さんまで 5月24日(日) 『集まれ!お釈迦さん誕生のお祝いのお祭り!』 朝10時~午後4時ごろまで ・午前中はお坊さんへのお布施・お経などの法要 ・午後からは、ランチを挟み各余興を! ・藤川和尚の記念講話+慈悲の瞑想 ○場所: 東京・新宿 常円寺(じょうえんじ) http://www.joenji.jp 東京都新宿区西新宿7-12-5 03-3371-1797 <交通> *新宿駅西口から徒歩5分 青梅街道沿を新宿警察方面へ *新宿警察のやや手前、通りの右側 ○参加費 2,000円 ランチ付! 小学生以下は無料です。 *お釣りのないように、ご用意頂けると助かります。 お申込みは http://mixi.jp/view_event.pl?id=41557708&comm_id=194669 5月26日(火)『夜のヴィパッサナー瞑想会』 19時00分 ~ 21時30分 参加費 1500円 場所 大久保スポーツプラザ http://mixi.jp/view_event.pl?id=42119352&comm_id=194669 6月2日(火)『夜のヴィパッサナー瞑想会』 19時00分 ~ 21時30分 参加費 1500円 場所 大久保スポーツプラザ http://mixi.jp/view_event.pl?id=35509739&comm_id=194669 ◎◎◎以上の詳しいことは『おもろい坊主を囲む会』事務局までお問い合わせください。 03-5919-2435
by omoroibouzu
| 2009-05-25 03:25
| 人生実践哲学
|
ファン申請 |
||